こんにちは、そろけん塾です。
「1が2に、2が4に、4が8に…気づいた時にはもう手遅れ!?」
これは、指数関数的成長の恐ろしさを示す典型的なパターンです。
この記事では、バイラル動画の拡散、パンデミックの広がり、貯金の増え方 など、身近な例とともに指数関数的成長をわかりやすく解説し、子供たちが学びながら楽しめる実践方法も紹介します。
こんな疑問はありませんか?
✔ 「SNSで一部の動画だけが爆発的に流行るのはなぜ?」
✔ 「なぜウイルスは短期間で広がってしまうの?」
✔ 「お金が増える仕組みを子供にわかりやすく教えたい!」
こうした疑問の答えが、「指数関数的成長」に隠されています!
指数関数的成長とは?
指数関数的成長とは、ある量が一定の割合で増え続けること です。
例えば、
- 1日目:1匹のバクテリア
- 2日目:2匹
- 3日目:4匹
- 4日目:8匹
と増えていく場合、これは 指数関数的に増加 していると言えます。
一般的な計算式は以下のようになります。
ここで、
この仕組みを理解すると、さまざまな現象を説明できます!
身近な指数関数的成長の例
1. バイラル動画の拡散
TikTokやYouTubeで、ある動画が急に大ヒットする現象 は、まさに指数関数的成長の例です。
例えば:
- 1人が動画を視聴し、2人に共有する。
- その2人がさらに2人ずつに共有する(合計4人)。
- その4人がさらにそれぞれ2人ずつに共有する(合計8人)。
このように、わずか数回の拡散で何万人もの視聴者に届く ことも珍しくありません。
2. パンデミックの広がり
感染症の広がりも指数関数的成長の一例です。
- 1人の感染者が1日に2人に感染させる。
- その2人がさらに2人ずつに感染を広げる。
- 10日後には 1024人に感染!
だからこそ、早めの対策が重要 なのです。
3. 貯金の増え方(複利の魔法)
「貯金がなかなか増えない…」と思っている人も、複利を味方にすれば指数関数的成長が期待できます!
例えば、
- 毎月1万円を年利5%で貯めると…
- 10年後には 約162万円!
- 20年後には 約412万円!
時間が経つほど、増え方が加速していきます。
子供と学ぶ!指数関数的成長の実験
【実験1:折り紙で月に届く!?】
【準備するもの】
- A4サイズの紙(1枚)
【やり方】
- 紙を半分に折る。
- さらに半分に折る(合計2回)。
- 可能な限り繰り返す(7回くらいで折れなくなる)。
【結果】
紙の厚さは 指数関数的に 増加し、理論上は
- 10回で約10cm
- 20回で約10km
- 42回で 月まで届く!(約40万km)
指数関数的成長の威力が実感できる実験です!
※実際は7回以上は折れないかもしれません(^_^;)
【実験2:おはじきで感染拡大シミュレーション】
【準備するもの】
- おはじきやビー玉(できるだけ多く)
【やり方】
- おはじきを1つ置く(感染者0人)。
- 1ターンごとに、1つのおはじきが2つに増える。
- 5ターン後、10ターン後の数を数えてみる。
【結果】
指数関数的成長の影響で、たった10ターンで 1024個!
→ 感染症の拡大がいかに速いかを実感できる!
まとめ:指数関数的成長を味方にしよう!
✔ バイラル動画、感染症、貯金の増え方はすべて指数関数的成長!
✔ 早めの行動が結果を大きく左右する!
✔ 子供と楽しく学べる実験で体感できる!
日常生活の中で、指数関数的成長のパワーを活用し、賢く行動しましょう!